新年は ”福を呼ぶ” フグでグルメデート始め♪
2017年01月21日
新年の儀式
新年に河豚を食べるのは、「新年の儀式」に相応しいグルメデート始めですね。もし、グルメデートに誘いたい意中の彼女がいるなら、そのお誘いに「河豚」は格好の餌、いやいや、きっかけになりますよ。
だって、女子もフグは食べてみたい、だけど、どのお店に行ったらいいかわからない。高そうだし。でも、「フグの初競り」は、必ず、ニュースで流れる季節の風物詩。おじさんたちがあんなに食べているし、でも、同世代の男子はお店を知らないし、ましてや、女子会では行かない。巷にある格安チェーン店とういうのも、なんか違う気かする、、、。
このように、関心はあるものの、フグを食べに行くきっかけを掴めない彼女たち。そう、誰が、経験者に導かれたい彼女たち。
そんな、悩める女子に、救いの手を差し伸べるのですね。例えば、こんな風に。
フグのフルコースって、食べたことある?ほら、お皿が透けて見えるほどのお刺身、それにね、唐揚げ、これが、鶏肉よりもあっさりしてて旨いんだ。それに、ひれ酒の香ばしさったら、堪らない。えっ、日本酒がダメ?大丈夫、日本酒が苦手な子でも、ひれ酒だけは、例外っていう子は多いんだ。ちり鍋は、コラーゲンたっぷり。翌日は、お肌つるすべになること間違いなし。〆の雑炊も、フグのエキスが溶け込んでいて、とっても、優しい味。もうこれは、日本人で良かった、と心底思えるんだよね。
そう言えば、今年の冬はまだ、フグ食べてないな~。そうだ、来週、付き合ってよ?
”築地”に老舗のフグの専門店があるんだ。まあ、男と2人で鍋食べに行っても様にならないし。そう、新年にフグを食べるのは、「大人の儀式」みたいなもんだよ。絶対美味しいから。
これで、彼女が、君のお誘いにのってこなければ、やはり、それは、君の人格に問題があるとしか思えない。
銀座からタクシーでサクッと勝どき橋の手前まで♪
「築地天竹」は、最寄りの築地駅からでも少々歩いた勝どき橋の手前にある。一方、築地駅の周りは待ち合わせにちょうどいい場所もなく、どちらかが遅れる場合、時間の潰しようがない。
ということで、銀座あたりで待ち合わせて、タクシーでお店の前に一気にワープ!というのがスマートな男のエスコートですね。ワンメータで行けますよ。
「築地コース」がおススメ♪
「築地天竹」は、1Fがテーブル席と座敷(掘り炬燵)があり、2人、もしくは少人数のグループは、ここ。団体さんの宴会は、2Fの座敷となっている。僕らは、運よく、掘り炬燵のある座敷に案内された。
さて、ここは、是非、フグのフルコースをオーダーしよう。グレードが3段階あるが、「築地コース」がもっともコスパがよく、これで、十分だろう。とらふぐ(養殖)の刺身を含むコースが、7000円弱で楽しめる。
さて、外は寒かったけれど、やはり、生ビールで乾杯!
さて、スターターは、「とらふぐの刺身」から。
写真は、一人前。右手にあるのが、フグの酢の物。透明な刺身を見て、早くも彼女のテンションが上がる。刺身は、手前の紅葉おろしとネギいれた上品なポン酢でいただく。
お次は、唐揚げ。レモンを軽く絞って。鶏の唐揚げよりも、あっさりしていて美味しい。
奥が、酢の物。上に載っているのは、もちろんフグ。箸休めに丁度いい。
頃合いを見計らって、ヒレ酒をオーダー。
コップに香ばしいひれが入っていて、テーブルに持ってくるだけで、いい香が。そこに、自分でアツアツのお酒を注ぐと、日本酒と相まって、さらにいい香りが広がる。この香に彼女も興味津々。
普段は、日本酒を飲まない彼女も、「いい香り。あちっち、、、」と言いながら、いただいていました。
さて、メインの「フグちり鍋」。
かなりのボリュームがあり、まず、骨付きの身から鍋に投入。これで、出汁とコラーゲンが溶け出すらしい。そのあと、白身、春菊等の野菜をいれて、かぼすを絞ったポン酢に、紅葉おろし、ネギといった薬味をいれていただく。
そして、〆の雑炊。
これは、お店の人が作ってくれる。最後に、刻んだ海苔とネギをトッピングして、完成。本当に、ほっこりする優しい味だ。お好みで、ポン酢をかけても美味しい。
お酒をほどほど飲んでも、2人で18000円前後で、フグのフルコースを楽しめる天竹は、庶民の味方だ。
再び銀座方面へ、タクシーワープ♪
さて、本日の2軒目は、、、。
生憎、ここらあたりには、2軒目に相応しいバーもない。
真冬でなければ、手を繋いで勝どき橋を渡って、リバーサイド(隅田川)を散歩して、、、なんて展開もあるけれども、今日の寒さで、彼女に吹きっさらしの勝どき橋を渡らせるのは忍びない。
ということで、再び、銀座方面へ、タクシーワープ!
僕は、タクシードライバーに、「数寄屋橋の交差点まで」と告げる。
さて、本日の2軒目は、、、♪
「どこのバーに行くのかしら?」と想像を巡らしている彼女の手を取り、僕が向かったのは、「Tokyu Plaza」。エレベーターで6Fへ。
ここは、待ち合わせスポット「キリコラウンジ」となっていて、かなり広いスペースに、テーブルと椅子、そして、数寄屋橋の交差点が見下ろせる大きな窓のある窓際には、ソファが並んでいる。
昼間から夕方は、それこそ、インバウンドの方々も含め、かなりの賑わい。但し、夜遅くなれば、この時間に、「待ち合わせ」する人々は殆どいない、そう、ご覧の通り、窓際のソファに2人で座れば、そう、銀座の一等地の夜景を見下ろせる「カップルシート席」ですね。しかも、当然、タダです。
正直、ここは、あまり紹介したくなかったのですが。
さて、新年のお年賀代わりにお持たせにしたのは、滋賀県の和菓子の老舗(創業140年)、「にれや」の最中と栗饅頭。升形の最中のなかには、柚子餡と粒餡が。そして、色艶のいい可愛い栗饅頭には白餡が。
最近のお持たせは、日持ちのする和菓子と決めている。