【恵比寿、代官山】オイスター三昧とクラムチャウダー & 必殺 暖炉バー

2016年03月11日

1) 恵比寿でオイスターなら

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今回の冬のグルメシリーズ第二弾は、「オイスター」。生牡蠣!

オイスターは、大きな口を開けて、殻からパクリ、が美味しさの醍醐味。だから、フレンチレストランのような気取ったお店よりも、彼女がリラックスして、心ゆくまで、「大口パクリ」ができる、程よいカジュアルな雰囲気をもつお店がいい。そんな気さくな雰囲気を持つ、恵比寿の「フィッシュハウス&オイスターバー」がおススメだ。

場所は、恵比寿西1丁目交差点。この看板が目印で、お店は階段を上がった2階にある。
できれば、窓際の席を予約したい。窓から、交差点を行き交う人々と車を眺めなることができる。

1) 生牡蠣にはシャブリ♪

さて、今回は、生牡蠣がメイン。

生牡蠣に合う酒は何か、これは、色々な説、見解があって、どれも正しいというか、結局は、個人の嗜好の問題だ。だけど、一応、フランスでは、昔から、「生牡蠣にはシャブリが一番」というのが、有名な通説。

彼女に通ぶって、「何故、生牡蠣にはシャブリか」位は説明できるようにしておこう。

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生牡蠣には、レモンを絞って食べたりするでしょ。それは、牡蠣とレモンの酸味の相性がいいからなんだ。シャブリはね、ブルゴーニュ最北の石灰質の土壌で作られるシャルドネから作る、酸味が強い、辛口ワイン。だから、フランス人は、シャブリで、オイスターを流し込むんだ。そう、これは、私見だけれど、オイスターって、「喉越し」で味わうものだと思うんだ。オイスターをパクリとして、シャブリで流し込む、これが、醍醐味だよね。だから、恥ずかしがらないで、大きなお口でパクリしよう。

2) 壮観なオイスタープレート

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まず、頼みたいのは、その日お勧めの「生牡蠣6種盛り」だ。

レモンを絞るのも良し。磯の香りを最大限に味わうために、そのままパクリも良し。どちらにちても、豪快に殻に残った汁も飲み干してしまうのが鉄則だ。

彼女にも、「牡蠣の汁は、音を立てて豪快に飲み干のが旨いんだ。だから、上品ぶる必要はないんだよ」と言ってあげよう。

3) 生牡蠣色々

image004それぞれ、牡蠣の名前がプレートに書かれているので、これはどこの牡蠣(産地)か確認しながら食べ比べできる。お店の人が、ここから時計回りで食べてくださいと言う。なんでも、その順番で味が濃くなるからだとか。

4) おかわり

image0056種盛りでも足りなければ、追加オーダーしよう。
気に入った牡蠣をリピートするのも良し、まだ食べていない牡蠣にトライするのも良し。

僕らは、お店の人が「これは濃厚です」と勧めてくれた「Kusshi」(確か、オーストラリア産)と、6種盛りの中で一番おいしいと感じた「こながい」(確か、長崎産)をオーダーした。

5) 生牡蠣って妖しい

image006そもそもフランスでは、生牡蠣には媚薬的効果があると信じられていたんだ。

海のミルクといわれる牡蠣は、グリコーゲン、タウリン(リポビタンDにも入ってる)を多く含み、栄養満点。

そして、生牡蠣を、殻からちゅっと一気にお口に吸い込むというのは、かなり、本能的な行為。彼女のそんなお口を見てると、ちょっと、妖しい気分になっちゃうね。

6) 〆は絶品クラムチャウダー

image007生牡蠣は、結構食べ応えがあって、おなか一杯になる。
でも、〆には、ここのクラムチャウダーは外せない。「濃厚さ」と「塩加減」が日本人好みに、絶妙にアレンジされているからだ。

一般的に、「クラムチャウダー」というと思い浮かべるのが、写真左手の「ニューイングランド風クラムチャウダー」だろう。本場、アメリカでもこちらのほうが幅を利かせている。でも、ここは、もう一つの「マンハッタンクラムチャウダー」も提供しているんだ。ご覧の通り、こちらはトマトベース。彼女と2人で、食べ比べてみるのがおススメ。

僕達は、メジャーな「ニューイングランド風」を通常サイズで、「マンハッタンクラムチャウダー」をハーフサイズでオーダーして、食べ比べを楽しんだ。どちらも、クラッカーがついてくるので、好みで、割って砕いて、チャウダーに入れてもいいし、別に食べてもいい。

ああ、おなか一杯。

では、この、満足感を共有して、2軒目へ。そう、この季節ならではの、とっておきの「暖炉バー」に彼女を誘おう。

7) 2軒目は、必殺 暖炉Bar

image008さて、お店を出て、恵比寿西一丁目の交差点で、代官山方面のタクシーを捕まえよう。
君は、ドライバーに行先を告げる。

「西郷山公園の前まで」

彼女は「?」。どこに行くのだろう。「まさか、この寒いのに夜の公園デート?」などとちょっと不安にさせるのも、たまにはいい。そのほうが、今から行くバーでの「感動」を増幅させる効果があるから。さて、タクシーは、ワンメータで、目的地に着く。そろそろ、タクシー移動中は、「彼女の手を握る」ことを習慣化しよう。

西郷山公園の前の横断歩道を渡り右へ。最初の路地を左に入り、道沿いに進むと、目指すバーがある。バーの名前は「レガロ」。写真の通り、レンガの壁がお洒落な、知る人ぞ知る、「暖炉」があるバーなのだ(暖炉は冬場のみ)。

8) 炎の揺らぎ

image009お店に入るとカウンター席があるが、更に進むと、お目当ての暖炉がある部屋になる。
そうそう、暖炉前のソファ席は、一番人気なので、必ず、予約しておくのがいい。

さて、見てください。本物の暖炉。
炎が揺らぎ、薪が時折、パチッと音を立てる。
まるで、彼女としゃれたロッジに「お泊り」に来たような錯覚に陥る。
代官山で、そんな「非日常」を手軽に感じることができるんだ。
寒がりの彼女は、さっそく、暖炉の前で手をかざし、暖をとっている。

 

9) シャンパンで乾杯

image010カクテルも豊富に取り揃えているが、まず、揺らめく炎を見ながら、2人でシャンパンで乾杯だ。

彼女の目に、炎が映り込み、暖かくなってきた彼女の頬がほんのりピング色に染まる。
やはり、このシチュエーションは、乙女心を鷲掴みにする。彼女の恋心のスイッチも入るかも・・・・・・知れない。

10) マシュマロを焼いて

image011そう言えば、オイスターバーでは、デザートを食べていない。
そう、もちろん、僕は意図的にスキップした。

何故なら、ここで、このパフォーマンスを楽しみたかったから。
そう、昔、キャンプでやったことがあるだろう。棒に刺した「マシュマロ」を暖炉の火にかざすんだ。彼女は、とても楽しそうだ。

 

11) ホットコーヒーもおしゃれ

image012さて、お店を出る前に、酔い覚ましをかねたホットコーヒーでホッコリしよう。
写真の通り、おしゃれなグラスで出てくる。

美味しかった生牡蠣、そしてクラムチャウダーと暖炉バーで、彼女のお腹も心も満たされたに違いない。

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